カテゴリ:今日も足が臭い( 4 )

真実を見抜く力

誰が言い出したのか……それはわからないが、
僕は今までそれがただの噂にすぎないと思っていた。
いくらなんでもそれはあり得ないと思っていた。
同じ人間として、飯を食らい、睡眠をとり、恋愛をし、家族もいる。
そう今の今までアイドルは、同じ人間であると思っていたのだ。

しかしブログを始めてから、物事について少し今までよりも深く考えるようになった。
アイドルについても同じことである。
僕にとってアイドルというものは世間で言う「カリスマ」「神」「超人」等々の
言葉と同じ分野である。
神のようなアイドルという表現は無いし、カリスマアイドルなんて言葉も存在しない。
アイドルそのものがその世界では神であり、カリスマであるのだから。
そしてその噂について少し考えてみた。

「アイドルはうんこをしない」

○ー娘のトイレ盗撮事件なんてこともあったが、実際あれだってうんこをしているかどうか確認するには不十分な要素が多い。
決定的ではないのである。
そしてアイドルはおならでさえしない。
うんこについてはトイレに入ってしまうため、誰も確認することができないのは当然だが、
おならについては誰かがその「音」「匂い」を確認できてもおかしくはないのである。
しかし未だかつてアイドルの放屁を確認できたヤツに僕は出会ったことがない。
アイドルは、肛門の無い者だけにその資格が与えられるのである。

そうあってはイケナイものや事柄が世の中には多い。
それは人々の願いによって実現されるものであるのだから、
太古の年より人々が切に願ってきた、
アイドル肛門喪失願望は叶えられていなければおかしいのである。
叶わぬ思いなら祈りなんて存在しないのだから。

ここで馬鹿馬鹿しいとか思うのはやめて欲しい。
それはあなた方の、アイドルに対する嫉妬の他にないのだから。
しかし最近は生まれついてのアイドルが少なくなってきているように思う。
アイドルとしての最も重要視すべき素質、肛門が無いという人材が少なくなってきているからである。
しかし世の中にアイドルは溢れんばかりに増え続けている。
人材が少ないのにも関わらず、その数は右上がり。

僕は最近、何故か突出した能力を持つことができた。
その人に、肛門があるのか否かが服を着た上からでも分かるのである。
その能力のおかげで噂の真相を確かめることができたのは言うまでもないが、
その僕が雑誌やアイドル誌を見ても、肛門の付いているアイドルなんて
存在していない。
これはあどういうことか?
そのことに気が付き始めた頃は混乱していたが、
この台風の季節の日常で、僕は閃いたのである。

道ばたで母親と小学生くらいの子供が歩いている最中、大きな雷が鳴った。
子供はその瞬時「こぅ〜うわうぃぅよ〜」
なんて情けない声をあげる。
そして母親が言う。
「おへそ隠しとかないと、雷さまに取られるよ」

おへそ隠しとかないと、雷さまに取られる

これだ!

これで全てが繋がった。

アイドルは、事務所に肛門を剥奪されているのである。

天性の人材がいないにもかかわらずアイドルが量産されている理由が。

雷さまなんていう、いもしない「何か」が人のへそを剥奪できるなら、
確かに存在している所属事務所・プロダクションが
肛門を剥奪できるという考え方はごく自然な流れである。

世の中のアイドルを支える猛者どもよ、安心するがいい。

アイドルは、うんこはおろか、おならもしないのだから……



出典 広辞苑、世界アイドル考察学、六法全書
[PR]
by gennons | 2004-09-10 17:59 | 今日も足が臭い

結局、最後は妄想という変態性。

エロいものやエロいことにある種憧れのようなものを感じる。
エロいものを求める力は人一倍強いと思いこんでいるだけかもしれない。
それが悔しくて、切なくて、エロいものを本来のエロさよりも誇大化して妄想しているだけなのかもしれないけれど。
エロいものは不動の物ではないから、
同じエロにずっと固執していることは自分へのごり押しであり、無様な意地であるとおもう。
エロをとてつもなく身近にして生きてしまうと、そのもの自体に欲情しなくなってくるということに気づかされることがある。というか当たり前の話なのであるが。

例えば電車の中で目の前に座っている女子高生のパンチラが拝めたとしてもその悦びは
見えるのか?見えそう…見えた!と言うことの悦びが欲情のきっかけの大半を占めてしまうため
後に残されたのは観賞の時間だけになる。
勿論、見つかるかもしれないスリルを味わう同士もいるとは思うが、残念ながら僕はスリルに欲情するタイプの人間ではない。
で、観賞の時間は持って10分程度、その淫靡なデルタゾーンから視線は内股に移り、
スカートや女の子のルックス、腕、足首、ファッション等々デルタゾーンとの関係性に悶絶する時間がやってくる。
僕、個人的にはその関係性を妄想している時間にこそ欲情を感じるのである。

その時間にも視線は逐一デルタを経由する。
内股→デルタ→膝→デルタ→スカートの裏地→デルタ→顔→デルタ。そして全体像→デルタと、
一周してしまう頃にはデルタは本当の意味でタダのデルタゾーンになり果ててしまっている。
そう、三角の布きれである。
三角の布きれに見えてしまう以上、それはパンツでも隠微な空間でもなんでもなく、
ただの三角で、しかしながらそこであきらめてしまっては何の発展も向上もなく己のポコニャンを萎えさせてしまう結果に陥ってしまい、
EDの可能性に悩み、そのまま鬱病になって
8階から飛び降りてしまうかもしれないのでもう少し欲情を発展させる必要性がある。

そこでパンツは偶発的に見えたものではなく、計画的に見せられたものとして考える機転が求められる。
そうすればこのデルタにもまだまだ生きる路は繋がっていく。
パンツは見えたのではなく見せられたのだ。

この仮定(妄想)は己の最も得意とする分野であり、エロいところの最骨頂であるといえる。
その女の子は実はわざとパンツを見せている。
そしてそれを見た猛者どもが赤面し、俯き加減でなお
目は離せないというもどかしさを嘲笑うかのように少し足を組み替えてみたりしてポコニャンの心をまどわせることに悦楽しているのである。

そして駅に電車が着く頃合いを見計らっておもむろに脚を閉じ、立ち上がって下車しようとするまさにその瞬間
ちらりとこっちに振り返り、うふふと笑いを含ませた妖淫な唇を少し開くのである。
そこから先の話は展開がありすぎて、「うぇhgjdfbんさsぇぎkls」みたいな文章になりかねないので控えるが
エロは常に不変でなければならないし、発展が必要になってくる。

しかしながら妄想の段階では最後の最後に到達させてはいけないセオリーがある。
いかにして仮定(妄想)を細かいところまでツメて考え、結果を引き延ばすかがエロがエロであるためのエロ道といえるのではないだろうか。
妄想も悟りの境地に近づくにつれて、多様化し、果てはこの世の中でエロに発展しない素材はないといっても過言ではないのだ。
ある偉人はこう言う「胃カメラを飲むのが辛いときは、それをSMだと思えばいい」
そうなれば、スーパーの地鶏の安売り広告のみでもヌけるのである。

僕にとってエロとは、日常との距離であり、リアリティーであり、郷愁であるから
その仮定(妄想)は大方生活感のある、日常に密接したモノである場合が多いのだけれど
その中で変化、捻り、驚愕を求めるのは些か無理難題な気もする。

常にビックリさせられる日常を考え、あり得ない普遍性を求めている限り僕のエロはこの手に握ることが出来ない気がしてならない。
所詮恥女なんて都市伝説なのだと思っているし、あり得ない日常なんて矛盾しているのだと思うのだけれど
それを追い求めていくのが男の浪漫であり、夢に相応する。

人によって性癖や萌えるところは違うのでなんとも言い難いのではあるが
僕は妄想の世界がどんなものよりもエロいと信じている。
だから(あまり公言していい事ではないのかもしれないけれど)
僕はセックスの最中も、妄想の準備に忙しない。
どんなに相手との相性がよくても
結局最後イク時には五感ではなく頭の中でそれまでのセックスに至った経過や、最中に一番欲情したシーンを回想しながら果てるという
何とも相手に失礼極まりない(のかな?)地味な変態性を持っている。

最近の若者は淡泊でいかんせんいかんせんなぁ〜なんて言われているが
淡泊な分、エロに対する興味も深く
悟りを開いた挙げ句にはオナニーに辿り着いて人類総オナニストとなり
滅亡の道を歩むのである。
[PR]
by gennons | 2004-09-10 14:22 | 今日も足が臭い

こちら、二十五年ものになります。

暑いのも寒いのも別に嫌いじゃない。というか寧ろぼくは両方好き派であると思う。
ぼくの家は暖房器具も冷房器具もない。
いや、あると言えばあるのだけれど、それは布団だったり毛布だったり
ガスが抜けたままのエアコンだったりするので無いといっても過言ではないだろう。
だから夏は暑いし冬は寒い。
でも仕事以外特にすることもないぼくは、夏に暑さを凌ぐため
冬に寒さを凌ぐための「工夫」に時間を費やしている。
暑い夏には冷水シャワーを一日に四度くらい浴びる。
寒い冬にはできる限り常に酔っぱらって、寒さを感じる前に眠ってしまう。
そんな自然な日常をこよなく愛するぼくだが、やはり一つだけ困ったことがある。

夏に足が蒸れて臭くなるのである。

ワキガでもないし、口臭が特にひどいわけでもない。(そう願ってるだけかも)
けれどというか、だからというか、足が臭いのである。
最近はその臭いも衰弱しつつあるのだが、全盛期には想像を絶する足臭のオーナーだった。
全盛期は高校生のころで、このころの臭さは匂うに耐えないものがある。
高校の頃はバスケットボールに勤しんでいたので、夏場の暑い体育館のなかでハイカットのバッシュを履いて何時間も駆け回る。
部活が終わった後、みんなしてバッシュを脱ぐ激烈タイムが訪れるわけなのだが、
バッシュを脱いだぼくの靴の中からは「目に見える異臭」が立ち昇る。
「みんなごめん……」という悲しい遠慮を小脇に抱えて着替え場所の隅っこでこの臭いを一人愉しむ。
高校三年生くらいになると、ぼくの足臭というか「アシガ」も有名になり、
堂々と足臭いですよ〜と笑えたものだったが、辛かったのは高校を入学してすぐくらいの時だ。
「誰かの足が臭い」そんな張りつめた空気が立ちこめると
「ぼくの足臭でーす♪」なんて言えるわけもなく、ただひっそりとその場から姿を消していた。
そんなある夏の授業中、ぼくは裸足で授業を受けていた。
そんなとき、2つ斜め後ろのクラスメイトがぼそっと呟いた。

「……なんか……臭ない?」

その一言で教室には火がついたように臭いかも騒ぎでざわざわし始めた。
2つ後といえば結構な距離があるのにも関わらずこの臭いは届いてしまっていたのだ。
その時間は強烈に恐い物理の先生の授業だったので、普段は私語をするような奴はいない。
物理の授業で教室が騒がしくなったのは初めてのことだったので
臭いのは自分の足だと薄々気づいていながらも、このざわめきを先生が止めてくれるように願った。
しかし事態は急展開。先生までもが臭いと言い始めたのである。
「ちょっと窓開けー」と窓際の生徒に促すと窓際の生徒全員が窓を開けた。
ぼくは授業どころではなく、「休み時間になったら外で足を洗おう……」と
思いながら必死にこの時が過ぎてくれるのを待った。
しかし事態はこれだけで収まらなかった。
不運にもぼくの前の席に座っていたK子ちゃんがか弱い手をゆっくりと上げる。
「先生……気分が悪いので保健室に行って来ます……」

大袈裟!!こんな事で保健室に行かせるのか! 先生!! 

教室中の窓も全開じゃないですか!

「わかった。誰か付き添ってやれ」

えーーーーーーーー!!!そんなに重傷なの!?

ぼくは彼女の後ろ姿しか見えないので何とも言えないが顔色がすこぶる悪いのか!?
いや、ただの足臭じゃないですか!そんな大袈裟な!
保健室に向かうK子の足取りが少しふらついている……
教室を出る間際、彼女の表情がちらりと見えた。

顔、真っ青。

ぼくは愕然とした。もうここまでくるとそれはタダの足臭ではない。
完全に「罪」である。
ぼくのアシガは法的に処罰されてもおかしくないレベルにまで達していた。
休み時間、念入りに足を洗い、教室に戻って次の授業が始める頃
クラスメイトはさっきまであんなに臭かったのに今は臭くない。
一体何があったのかと首を傾げるばかりであったが
その悲しい事実を知っているのはもはやぼくだけであり、誰にも教える気はなかった。
そんなダークな過去を持っているだけに、社会人になった今では特に気をつけている。
お風呂ではもちろん足専用のごしごしタオルで指の股まで丁寧に洗っているし
靴下も危険を感じたらすぐに履き替えるようにしている。
しかしながら会社は土足。靴を脱ぐことができないのでぼくの足は蒸れるばかり。
人一倍足に汗?を掻きやすい体質なので(たぶん)家に帰ってから靴を脱ぐと、これは誰も家に入れられない.
ましてや彼女ができた日にぁと、一人自分を嘲笑う。
誰にだって隠したい過去や性格、体質がある。
それが他人にとってどれだけ大変かを理解するのは難しい。
ましてや彼女ができそうなときとかはなおさらで、ぼくはできるだけ同じ悩みを抱えてそうな女のコを選んでしまう。
同じアシガを共有できればその苦難も半分半分にできるかなぁとか甘いことを考えている。
でもやっかいなことに、他人の足が臭いと激昂してしまう未熟な自分もいるわけで
当分彼女もできないことが伺える。
[PR]
by gennons | 2004-09-09 02:13 | 今日も足が臭い

趣味は、アイドルです

悲しくなると雨が降るのか、雨が降るから悲しいのかしらん。
で、思うんですが、雨の日に履歴書書くのって嫌いなんですよ。
難しくなる。良いお天気の日にはサクサク書けちゃうのに。僕だけ?
履歴書をコンビニに買いに行って、
帰ってきて袋から出したらそのコンビニビニールの外側に付いた水滴で
うっかり履歴書の袋が濡れ、
水滴が付かないように慎重に両手で出そうとして思わず
濡れてる方の手で履歴書の本体つまりは用紙をつかんで一枚目は台無しになるし。
何故か他の用紙も湿ってるし、
部屋は暗いし、
テーブルが木製なもんだから湿気で書き心地がふわふわするし、
床は冷たいし、
家帰ってきて一目散に書き終わらせたいのに靴下濡れてるし、
エロ本にカビ生えてるし。

で、イヤイヤ書き始めるわけですよ。
久しぶりにペンを持つことと、
寒さに手を震わせつつ履歴書という難関をクリアしなければ。

名前までは上手くいくのよね。
住所も何とか最後の○○○号室っていうところが
極端に小さくなったのをヨシとすれば第一関門は容易いね。

そして第二関門、学歴。
「高校が○年卒やから大学が○年入学? あ、それは進学か!
卒業した年に入学もするわけやから……あれ?
僕、浪人……いや、してないな。
確か紙一重で……ちょっ、ちょっと電卓貸して。
わからんようなってきたわ。
え〜、この年が○年で卒業が○年やから……
ってこれ電卓でやっても意味ないやん。」
とか右往左往して一息ついてコーラ飲んでさあ次は職歴!
って意気込んで初めて気が付くんですよ。
『学歴』って書くの忘れてたと。
学歴を書く欄の一番上に、『学歴』って書いてそして改行。
それから卒業だ入学だって奮闘しなきゃならんのに。
敵将目前まで来て「あ、刀忘れてきましたわ」
ってずたずたに切り捨てられるようなもんです。
ですから一枚目の履歴書もずたずたに引き裂いてしまいましょう。
気を取り直して名前から始めます。
二回目の名前は難なくクリアしますね。
住所も一回目の反省を活かして、はじめ小さく中ぱっぱ。
学習してますから○○○号室も綺麗に納まります。
そして履歴に入るんですが、これもスルリと書けるんですよ。
いや、二回目だからといって気を抜いてはいけませんよ。
慎重に、間違えていないか指差し確認しながらほふく前進です。
口元のニヒルな笑みは抑えきれませんが慎重に。
さすれば道は開かれむ。ノーミスで職歴まで来ます。
職歴のところ、昔ちょっとだけ囓ったホテルのバイトのことを書こうかな、
とか日雇いでやったバナナの皮剥き(一日八千本くらい剥く)
の事を端っこに小さく書いてみようかな、
なんて誘惑にも負けず何とか半分が終了します。
資格とか何とかは別に大して書くこともないのでサクサクいきます。
さて、またコーラで一息入れたら次は最大の難関です。
そう、趣味・特技と志望動機ですよおかあさん。
そもそも趣味と特技の境界線がよくわからん。
趣味ってべつにないかもってこの際殴り書いてしまいたい。
そして趣味が音楽鑑賞と映画鑑賞です。って言わなあかんのか!
っていうくらい趣味が音楽・映画鑑賞の人が多いね。
いや、別に音楽・映画が嫌いなわけでも
音楽・映画好きを××してるわけでもないのでそのあたり誤解しないでほしいです。
僕も映画は見るし、音楽も人並みに聴きます。
ただ趣味ですって言っちゃえるほど何も知らないから言えないだけ。
と言うよりかむしろ憶えてない。
うんちく垂れることができない。
やれ、アーチストだの主演女優だの監督だの歴史だの、
皆さんいつ憶えてらっしゃるのかしら。
エンドロールを食い入るように見つめているわけでもないでしょうに。
音楽にしてもそう。
僕も音楽はどちらかといえば好きな方に該当すると思うので結構
「あ〜、聞いたことあるな〜」っていうことは多いけど、
名前言え曲名言えと迫られても、「え、何が?」って、
鼻くそを椅子の裏になすりつけながら言うもんだから
結局僕はその場で『知ったかぶりシール』を貼られて
燃えないゴミと一緒に夢の島に向かわざるを得ない事態に陥ってしまう。
映画鑑賞とか音楽鑑賞とかが趣味ですって公表するには
その分野の知識の豊富さが資格になるようです。
だから僕は誰もいない部屋で、棚の上から二番目、
左から九番目のCDの四曲目辺りのジャズっぽい音楽をヘッドフォンで聴いては
窓辺で曲を小さく口ずさむのです。
そんなときの雨に限っては好きかもしれない。
悲しいから雨が降るのでも、雨が降るから悲しいのでもなく、僕の場合、
塩辛で酒を欲するように、雨の日はおのずと切なさを欲しているのかなあ。
なんて思いながら趣味の欄に音楽鑑賞と書いてしまうあたり僕は。
[PR]
by gennons | 2004-09-06 09:46 | 今日も足が臭い