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学級会議

風邪で死にそうです。嘘。
快復したのですが、会社に来ると悪化します。そういうもんです。

あ、あと某近海の方の誕生日TB、コメントと共に凄いことになっていますね。
反対組織の一員としてこれは遺憾な出来事です。
なんだかんだいいながらとてつもなく愛されてるじゃないですか。
そんな祭りに僕は参加しないぞ!




Commented by gennons at 2005-02-17 00:18 x

おめでとーございましゅ
(Nutsに見せた変な顔で)



って既にコメント入れてました……orz

それからバレンタイン、し○こに裏切られました……orz


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「これより、学級会議を始めたいと思います」

「委員長、吉田君がいません」

「また吉田君?誰か知っている人はいますか?」

「あ、あいつ給食室の残った牛乳飲んでるの、見ました」

「また?誰か呼んできてください。中村さん、呼んできてください」

「嫌です。公平にくじ引きで決めましょう」

「そうですね。くじ引きで決めましょう。宮本君、くじ作ってください」

「委員長、嫌です。面倒臭いです」

「じゃあこれもくじ引きで決めましょう。宮本君、くじ作ってください」

「わかりました。でも吉田君を呼んでくるくじは作りませんよ」

「それは今から作るくじで決めるので問題ありません」

「そのくじの中から、僕の名前は削除していいのですよね?」

「そうです。宮本君以外の人のくじを作ってください」

「委員長、折り紙は木村さんのものを使ってもいいですか?」

「駄目です。匂い付きは禁止されています。吉田君の折り紙を使ってください」

「委員長、吉田君がいません」

「じゃあ誰か呼んできてください。中村さん?」

「いいですけど、宮本君が作ったくじで選ばれた人が作るくじの中に、私は入れないでください」

「わかりました。では吉田君を呼んできてください」

「委員長、吉田君が帰ってきました」

「じゃあ誰か、吉田君を呼びに行った中村さんを呼んできてください」

「委員長、吉田君が呼びに行くべきだと思います」

「では吉田君、中村さんを呼んできてください」

「えーおで、もうすわったから、うごきたくない。そんなことよりさぁ、給食室の裏にさぁ、エッチな本が落ちててさぁ、すげえのあで、おんなのしとのおっぱいとかはだかとかがかいてあって、もうぬれぬ……」

「吉田君、学級会議に関係ない話はしないでください」

「いいんちょ、おで、いいんちょがはだかになったところをかんがえてたらむずむずしてきてそのずかーどの中をみぜて」

「吉田君、注意が二回目になりましたので退席してください」

「委員長、吉田君、泣いてます」

「泣いていないで、退席してください」

「いいんちょのあぼー」

「……、さて、中村さんを誰か」

「委員長、吉田君探しに行きましたけど、いませんでした」

「あ、中村さん、吉田君はたった今退席しました」

「帰ってきていたのですか?」

「だから今から中村さんを呼んでくる人を決めようとしていたところです」

「だったらその候補から、私は外してください」

「わかりました。中村さんはその候補から外しましょう。一回呼びに行きましたからね」

「じゃあ、誰か、中村さん以外で中村さんを呼んでくる人を決めるくじを作ってください。宮本君?」

「僕は吉田君を呼んでくる人を決めるくじを作る人を決めるくじを作ることになっているのでできません」

「ではそこは、あみだくじで決めましょう」

「委員長、僕の名前はあみだくじの中に入れないでください」

「委員長、私も一回呼んできているので入れないでください」

「わかりました。中村さんと宮本君はあみだくじの中に入れません。従って、線は23本になります」

「委員長、あみだくじのスタート地点は、誰が決めるのですか?」

「これは委員長である私が、代表して決めます」

「そんなのずるいと思います」

「そうですずるいです。公平に、全員でじゃんけんするべきだと思います」

「そうですか。ではクラス全員でじゃんけんをしましょう」

「委員長、吉田君がいません」

「これはやりたい人を決めるじゃんけんですので、いない人が悪いのです。
吉田君以外の全員でじゃんけんをしましょう。では、じゃーんけーん」

「委員長、じゃんけんのかけ声は私もやりたいです」

「僕もやりたいです」

「俺も言いたい」

「いや、でもこれはクラスの委員長である私がかけ声をかけるべきです」

「そんなのずるいと思います」

「ずるくないよー。委員長が言うべきだよー」

「そうだそうだ!」

「えー、では、多数決で決めたいと思います。私、委員長がじゃんけんのかけ声をかけることに、反対の人は
教室の右半分に。賛成の人は左側に集まってください」

「委員長、綺麗に半分に割れましたが?」

「そうですね。賛成12人、反対12人、何か良いアイデアのある人、挙手してください」

「はいっ、委員長、吉田君が来たらそれで決まると思います」

「あ、忘れていました。では誰か吉田君を……」

「いいんちょ、おで、ここにいまず」

「そんな教室の外にいないで、入ってきてください。賛成と反対、どちらに入るのですか?」

「そーゆーことはよくわがんないけど、おで、いいんちょのぢかくがいい」

「では賛成側ですね。ところで吉田君、あなたには退席を命じたはずですので、教室から出ていってください」

「しどーーーい。むわぁん」

「委員長、吉田君が泣きながら出ていきました」

「放っておきましょう。彼がいると学級会議が進みません。では全員でじゃんけんをしましょう。
じゃーんけーん、ぽん!」

「あーいこーで、ぽん!」

「あーいこーで、……あーいこー……」

「長い長いじゃんけんの結果、渡辺さんが勝ちましたので、あみだくじのスタート地点を決めて下さい」

「じゃあ、一番左にしてください」

「渡辺さんにはあみだくじの歌を先導してもらいます。ではどうぞ」

「せーのっ、あっみだっくじー、はいっ」

『あっみだっくじー』

「ひいってたっのしっいあっみだっくじー、はいっ」

『あっみだっくじー』

「あっみだっくじー、はいっ」

『あっみだっくじー』

「ひいってたっのしっいあっみだっくじー、はいっ」



……………………


「えー、あみだくじの結果、吉田君に決定しました」

「委員長、吉田君がいません」
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by gennons | 2005-02-18 13:25 | 妄想

バット

あまりにも忙しく(忙しいフリなんですが)すこし大の方を漏らしました。
足草です。
大の方って言うと、誤解されるかもしれないのでハッキリ言いますが、うんこのことです。
とかいう話じゃなくて、バントちん、おめでとうございます。
スッと言えやという感じなのですが、ワンクッション入れるところは照れ隠しなので気にしないで下さい。
何に照れているのかは内緒です。
で、数限りなくある沢山の記事にTBどす。



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僕はわざとらしく、の目の前で他の男といちゃいちゃしたり、
酔ったフリをして誰かにもたれかかったりしてみたのだけど、
彼はそんな僕を見ているのか、見ていないのか、
至極冷静な顔で、ウーロン茶を飲み続けるばかりだ。
僕は 隣の眼鏡をかけた変な帽子の男と手を繋ぎ繋がれながら、少し意地悪な表情で彼に視線を送る。
少しだけ、彼と目が合って、そしていつものように
その一瞬の眼差しに沢山の言葉を乗せているのだ。
僕に向けて、沢山の言葉を。

「そんなことをしてもいいの?」「嫉妬するとでも思っているの?」「結局、俺のところに戻ってくるんだろ?」「お前のその、子供のような態度、気に入らないね」「楽しくないんだったら、帰れば?」「そんなことをして、しばらく二人で合うのはやめようか?」「君は何がしたいの?」「君がどこで何をしようが、俺には関係ないね」「関係ないね」「関係ないね……」



「関係ない?」



彼の視線に乗って、やって来た言葉は非道く僕の心を傷つけた。
こうやって、僕がいらぬことをやらかす度に結局落ち込んだり、
悲しくなったりするのはいつも僕の方だ。
彼は冷たい。そして残酷。
たまには嫉妬して泣き叫んだり、強引に僕を襲ったりしてくれてもいいのに。
僕は彼の飼い慣らされたペット。誰よりも忠実で、誰よりも彼を愛している。
二人だけの夜は、この世で一番熱い。
彼も僕もうんと、熱く熱く熱く熱く熱く熱く、
これはもう、どこぞの氷よりも何万倍も熱く燃え盛っている。
僕はそんな夜をいつも忘れられなくて、
彼に気付いて貰うために色んな仕掛けを用意するのだけど、
そんな罠が彼に通用する筈もなくまた僕は、少し傷を負うのである。
でも大丈夫。
この訳の分からない飲み会が終われば、
僕と彼は一度解散し、又新宿で逢瀬の約束をしているのだ。
でも彼はそんな約束が、まるでないかのようにただ冷静に、ウーロン茶に口を付ける。
飲み会にウーロン茶。
その理由を知っているのは僕だけ。
それが、僕のためなのだと思うと、何だか嬉しくなってビールが進む。
でも僕は、どれだけ酔っても眠らない。眠れない。
彼との熱い夜に、寝息を立てる暇なんてないのだから。
今夜の彼を思うと、何だか隣の男に腹が立ってきて、
僕は男のグラスに鼻くそをこっそり入れて、それがとても可笑しくて
彼に口パクで「は な く そ」と伝えたのだけれど、そんな僕を見ても彼は、
至極冷静な顔で、ウーロン茶を飲み続けるばかりだ。






☆★☆★☆★【えー。送りバントがホームラン?祭り】☆★☆★☆★

 エキブロ仕事人earll73(バント)さん、
 ピックアップブロガー選出おめでとう!
 感謝と精意をこめて悶々とした夜を過ごしましょう。

 参加条件は特にないのでじゃんじゃんバントさんに
 気持ちと言う名の汁をぶっかけて下さい。

 ※誰でも参加出来るようにこのテンプレを記事の最後に
  コピペして下さい。


 代打:カートさん
 協力:エキブロベンチウォーマー一同

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ばんとちんには御世話になりっぱなしどす。
トラボケ1STの最終で裏参加という遅蒔きの新参者である僕に
優しくモーニング珈琲を淹れてくれたことは忘れません。
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by gennons | 2005-02-10 21:37 | トラバ

もっさん

えーしつこいですが、この記事もそうです。
何がそうなのかって、しつこいので書きません。
実はあと、もう一本書きました。
それは自信作なので後日単独でアップします。
あ、一つヒント言っちゃった。
とかいうあたりも気持ち悪いと言われそうな足草、
どうぞ気持ち悪がってやってください。
ちーーーん。


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「いやぁ、今日も疲れたわ」
「そらそうやな。よう頑張ってくれて、俺お前に頭上がれへんわ」
「そやろ、でもな、やっぱり一日仕事終えた後のこのひとときが最高やねん」
「そう言ってくれると、何か助かるわ」
「お前を責めたかて、どうにもならんからな」
「ありがとうな、気使ってくれて」
「まあな。でもやっぱ、雨の日はきっついなぁ」
「やっぱり」
「うん。正直、雨の日は勘弁して欲しいわ」
「俺もそう思ってんねんけど、お前がいないわけにはな」
「やっぱりそうか……」
「俺もなるべく、水たまりとか避けるし」
「そうしてくれるか」
「まあ、今度から気つけるわ」
「それにしてもあれやな」
「何?」
「こんなん言うのも何やねんけど」
「遠慮せんで言いや」
「俺今、ごっつ臭いわ」
「あ、気付いてた?」
「もうな、こんなん犬も近寄らんで」
「そやろな。キャンキャン吠えてた犬、黙りよったもんな」
「あれにはびっくりしたな」
「びっくりした。靴履いてたのにな」
「靴を通り越して匂ってるっちゅうことやもんな」
「あ、でもほら、犬は鼻が敏感やから」
「そやな、俺らの何万倍もキツイんやろな」
「ちょっと犬に同情するなぁ」
「そやな。今度子犬捨てられてたら、拾ったりな」
「まあ、パンぐらいあげるかもな」
「でもあれか」
「なになに?」
「お前も、匂いの限界超えたらさ」
「超えたら?」
「やっぱ捨てたりすんの?」
「どうかなー……基本的には捨てへんけどな」
「基本的にはって、基本的じゃないときっていつ?」
「そやなー、みんな……おるときかな」
「え、何それ」
「いやだからさ、お前が臭いとかいうことがさ」
「俺が臭いて、お前のせいやんけ」
「まあそやけど、ここはそれ置いといて」
「まあ、ええわ」
「臭いことがこう、大勢知り合いがいるとこでおおやけになったときとか」
「捨てるか」
「捨てるわ」
「そうか。世間体か。やっぱり」
「まあ、そういうことになるわな」
「おおやけってどのくらいおおやけ?」
「まあ、臭いのがばれてみんなが騒ぎだしたら、捨てるかな」
「騒ぐにもレベルがあるやろ」
「いや、この場合ないわ」
「なんでやねん」
「ほら、お前が臭いちゅうことになるやろ?」
「だからそれはお前やないか」
「まあ、俺やけどそれは置いとけや」
「んで?」
「そうなったらほら、一般人ちゅうか普通の、臭くない人は」
「臭くない人なんかおるかいな」
「まあみんな多からず臭いねんけどな」
「そやで。ちょっとみんなより臭いだけやんか」
「ほんまやな。非道い話やで」
「ほんまやで」
「いやほら、ちょっとしか臭くない人たちはさ、ちょっと臭い奴がいると騒ぐやん?」
「まあ、騒ぐ奴は騒ぐわな」
「そんで1人騒ぎ出したらもう連鎖反応みたいにみんな騒ぐからさ」
「あー!私も臭いとおもってたー!みたいにな」
「そんでもう、臭ないと思ってる奴まで臭いとか言い出すやろ?」
「なんか乗り遅れたら負けると思ってんのかな」
「そやで。もうこうなってきたら大変なもんや」
「てんやわんややな」
「臭いかどうかなんか、問題でなくなってくるからな」
「みんな臭いて言いたいだけ。みたいなやつやな」
「そうそう、もう臭いって言うのが面白なってくんねん」
「小学生かちゅうねん」
「まあいくつになっても小学生のころの気持ちは忘れたないけどな」
「まあな。おっさんなってもうんこちんちんの話で盛り上がってるもんな」
「結局、うんこちんちんの話してるときが一番おもろいねんて」
「本能的なもんなんかもしれんな」
「昔からそうやったぽいもんな」
「でもちょっと待てや」
「なにーな」
「俺、うんこちんちんと同じレベルかいな」
「……」
「何か言えや!ちょっと本気で凹むやんけ」
「まあ、ケースバイケースや」
「だからそのケースの話をしてるんやんけ」
「ああ、そうやったな。だから、1人騒ぐとみんな騒ぐ」
「まあ、そうやな」
「そうなったら、レベルも糞もないやろ」
「全部がレベルセブンやもんな」
「そうや。全部超危険警報」
「そういう言い方したら、臭さが危険みたいやんけ」
「いやこれは、騒ぎのレベルやから」
「でもお前、匂いが危険みたいに思ったやろ」
「お前細かいわ。ちっさい奴やで」
「デリケートやねん。俺は」
「デリケートとかちゃうやろ。この場合」
「さっきからこの場合とかあの場合とかもうお前、わからんわ」
「何いきなりスネてんねん」
「うるさい」
「うるさいって何やねん」
「もうええから、早よ洗ってくれや」
「あ、お前、俺が捨てるとか言うたからスネた?」
「あたりまえや」
「ほら、もう捨てるしかない状況ってあるやん」
「あそう」
「仕方ないやろ。そこが寿命や思たらええねん」
「何が腹立つて、お前分かってないやん」
「え?捨てられるのが嫌なんちゃうの?」
「破れたり、ぺらぺらなったりしたら俺も諦めるけどな」
「臭なんのも同じやろ」
「違うわ!」
「何が違うねん」
「俺はお前の世間体に負けたっちゅうのが腹立つって言うてんねん!」
「涙声やでお前。泣いてんの?」
「あほか!泣くかぁぼけぇ」
「ごめんごめん。ちょっとこれからは気つけるからさ」
「誰か1人が騒ぎだしたら、どうしようもないやんけ!」
「いやだからさ……えー、と」
「もうええわ!」
「あ、みんないなくなってから、ゴミ箱から救出したるがな」
「……ぇえ?……」
「一回捨てたと見せかけて、後で拾ったったら問題ないやろ?」
「そんなん、してくれるのん?」
「やったるやったる」
「ゴミ箱あさったりせなあかんで?」
「それくらい我慢したるわ」
「誰かに見つかるかもしれへんで?」
「見つからんようにやるがな」
「鞄とかに隠したら、鞄も臭なるよ?」
「あ、ああ。あー……鞄か……」
「……お前ええやつやなぁ……ありが」
「鞄臭なるんやったら、やめとくわ」


これ、書き出したら止まりませんな。1人で楽しい。
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by gennons | 2005-02-06 17:23 | 妄想

おもわせぶり

前回の記事は恋文企画参戦のものなんですが、
あれ実は、反アイスデイ同盟活動でした。地味に。
どこが?ってそりゃあいくつか仕掛けております。
本人にしか分からない程度のものだと思います。
なので気にしないでください。
あと、この記事も気にしないでください。
ちなみにこれも反アイスデイを気取っています。
もはや僕にしか分からないくらい地味な活動ですが、これで満足なのです。
うふふ


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夜半、ノックの音がするのでドアを開けると、びしょ濡れの女の子が立っていた。
「入ってもいいですか?」
そう言うと女の子はびしょ濡れのまま、玄関で僕の袖を掴んだ。
僕は親類以外の女の子に、ここまで接近されたことがなくて、
どぎまぎしながらどうぞと言ってしまった。
僕は部屋のストーブに電源を入れて毛布を下に敷き、女の子にそこに座るよう促した。
女の子は何を話すでもなくぼそぼそとお礼らしきことを呟きながら毛布の上に座り、
ストーブの、赤く光るランプを呆然と見つめている。
外は雨なのだろうかと思って窓の外を見たのだけれど、
夜空には、綺麗な満月が輝くばかりで雲一つ見当たらない。
何故か落ち着いている女の子とは裏腹に、
僕は気が落ち着かなくて部屋の中をうろうろしながらチラチラと、
女の子の横顔を盗み見ていた。
細く、それでいて柔らかそうな顎と、ぽってりとした下唇。
濡れた髪と身体が色っぽくて、僕は勃起することさえ忘れてただ、ドキドキしているだけだった。
「着替え……ますか?」
僕の欲望と女の子の需要が見事にマッチした言葉が思い浮かんで、
それを女の子に伝えたのだけど、
「服が、濡れてしまうから」
とだけ言ってまたストーブを見つめた。
部屋にこんな可愛い女の子がいることが、夢のようだ。
もしかしたらこれは夢を見ているのかもしれない。
夢ならば、覚めて欲しいと思う。現実ならば、この時間がずっと続けばいいと思う。
思わせぶりなものが、僕は大嫌いだ。
でもこれは、余りにも現実離れしすぎているではないか。
それならば、早く覚めてくれればいいのに。
僕は少しふてくされながら、ベッドで横になった。
横目で彼女を見ても、先と同じ恰好で、ストーブを見つめている。
下に敷いた毛布が水浸しになっていて、それでも彼女の濡れは、乾くことがなかった。
横になりながら僕は
「外、すごい雨ですね」
と言ってみた。
女の子は
「そうですね」
とだけ言う。

このまま目を瞑れば、僕は眠るだろう。
それくらい今、眠いのだ。
びしょ濡れの女の子を見つめながら、
それでもずっと目を開けている自分が可笑しくて僕は布団に潜り、
声を殺してククククと笑った。
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by gennons | 2005-02-06 17:22 | 妄想

とり

いつのまにかエキブロがリニューアルされてますね。
まあいいや。
最近は、挨拶書くのも面倒臭い。のぶしです。



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分け入っても分け入っても、木と、草と、岩。
どこかで水の流れる音がするのだけれど、それはもはや幻聴なのかもしれないと思った。



「とりがさ、いるらしいよ」

獣道に張り巡った蔓をナイフで削りながら、彼は言った。

「当たり前じゃない、森の中なんだから」

見上げても空は見えず、小さな木の葉がいくつもいくつも重なって分厚い天井を形成し
それでもそこを、冷たい風が通り抜けてくるのだと思うとその皮肉さが悲しかった。
ここが夜の街並みだったなら、彼に上着を貸して貰うのに。
深刻な場面になればなるほど私は、彼の脳天気な性格に苛立って甘えることが、できない。
そんな自分が嫌いな筈なのになぜだろう、私はそれを治そうとしない。


「伝説のさ、不死鳥みたいなやつ」

「その血を飲めば、死ななくなるとでも言うの?」

「それは知らないけどさ、そんな感じ。いないかなぁ」

「いるわけないじゃない」

「とり、いないかなぁ」

私たちが遭難していることなんてどうでもいいかのように彼は周りを見渡しながら進んだ
私は鳥を見つけるよりも、街を見つけたい。

少しずつ、水の音が大きくなってきて、近くには確かに川があることを知った。
自然と彼も私も早足になって木々の闇が開け、
夕暮れに光る水の流れを見たとき、胸がいっぱいになって、涙が出た。
川を下れば、しぜんとどこかへ出られるはずだ。





「とり、見たかったなぁ」

焚き火の炎に揺れて見える彼は、そう呟いてすぐに寝息を立てた。
彼の手足が傷だらけで切ない。
道を切り開くのに、こんなにも傷ついていたことを私は気付いてあげられなかったのだ。
私は自分の愚かさを呪った。
彼だって、恐かったのだ。脳天気なのは、恐怖から私を守る為だったのだ。
醜い私の心とは裏腹に、夜空には星が輝いている。
それがぼやけて見えるのは、私が泣いているからなのだと気付く。

そして私は彼の手を握りしめながら、ぱちぱちと音を立てる薪の向こうに、その“とり”を見た。
“とり”は川辺で水をついばみ、大きく羽を伸ばすと七色に輝いて見えた。
赤い顔、黄色い嘴、青い目、白い身体、桃色の尾。
この世のものとは思えない美しさに私は目を奪われて
“とり”が飛び立って行くまでの間、微動だにできないでいた。
私は彼が“とり”を追いかけて、遠くに行ってしまいそうだと思い、
傷だらけの彼の手をもう一度握りしめ、
薪を新たにくべてから、好きよと言って静かに目を閉じた。







・**☆**・・**☆**・恋文祭り、届けこの想い ・**☆**・・**☆**・

 お題の相手ブログに向ける、恋するフィクション恋文コンテスト。
 そうです、この恋文は、フィクションです!

 揺さぶれ、腰つき。 あしらえ、性欲。
 笑いを取るも良し。 感動を呼ぶも良し。

 選考は、お題の相手に決定権を委ねましょう!
 優勝者は、次回のブログ指名ができます!!

 開催期間: 2005年2月4日(金)〜2005年2月21日(月)午前0時
 審査員: 「よかった探し。」のColortailさん
 応募方法:次のURLにトラックバックを送る
        http://rosslynva.exblog.jp/tb/1920893
 審査方法: お題ブログの製作担当者からの、返信トラバにて決着!

☆ 思いをそのまま行動にうつすもアリ!
☆ 参加者の皆さんはエロビデオ片手に、鼻息荒く。
☆ エスカレートして、街中で恋文の内容を叫びましょう。

 ※ 誰でも参加出来るようにこのテンプレを記事の最後にコピペして下さい。

 主催: 笑ッカー本部 恋文企画同盟

・**☆**・・**☆**・・**☆**・・**☆**・・**☆**・・**☆**・

カラーテイルさんの所謂「色尾」なんですが、
勝手に鳥だと思っていました。
そして今回も鰹さんに先を越されてしまいましたね。
ちぃっ!
……ちゅうか恋文になってないし……
でもまあいいや。
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by gennons | 2005-02-04 13:40 | 妄想