学級会議

風邪で死にそうです。嘘。
快復したのですが、会社に来ると悪化します。そういうもんです。

あ、あと某近海の方の誕生日TB、コメントと共に凄いことになっていますね。
反対組織の一員としてこれは遺憾な出来事です。
なんだかんだいいながらとてつもなく愛されてるじゃないですか。
そんな祭りに僕は参加しないぞ!




Commented by gennons at 2005-02-17 00:18 x

おめでとーございましゅ
(Nutsに見せた変な顔で)



って既にコメント入れてました……orz

それからバレンタイン、し○こに裏切られました……orz


---------------------------------------------------------------


「これより、学級会議を始めたいと思います」

「委員長、吉田君がいません」

「また吉田君?誰か知っている人はいますか?」

「あ、あいつ給食室の残った牛乳飲んでるの、見ました」

「また?誰か呼んできてください。中村さん、呼んできてください」

「嫌です。公平にくじ引きで決めましょう」

「そうですね。くじ引きで決めましょう。宮本君、くじ作ってください」

「委員長、嫌です。面倒臭いです」

「じゃあこれもくじ引きで決めましょう。宮本君、くじ作ってください」

「わかりました。でも吉田君を呼んでくるくじは作りませんよ」

「それは今から作るくじで決めるので問題ありません」

「そのくじの中から、僕の名前は削除していいのですよね?」

「そうです。宮本君以外の人のくじを作ってください」

「委員長、折り紙は木村さんのものを使ってもいいですか?」

「駄目です。匂い付きは禁止されています。吉田君の折り紙を使ってください」

「委員長、吉田君がいません」

「じゃあ誰か呼んできてください。中村さん?」

「いいですけど、宮本君が作ったくじで選ばれた人が作るくじの中に、私は入れないでください」

「わかりました。では吉田君を呼んできてください」

「委員長、吉田君が帰ってきました」

「じゃあ誰か、吉田君を呼びに行った中村さんを呼んできてください」

「委員長、吉田君が呼びに行くべきだと思います」

「では吉田君、中村さんを呼んできてください」

「えーおで、もうすわったから、うごきたくない。そんなことよりさぁ、給食室の裏にさぁ、エッチな本が落ちててさぁ、すげえのあで、おんなのしとのおっぱいとかはだかとかがかいてあって、もうぬれぬ……」

「吉田君、学級会議に関係ない話はしないでください」

「いいんちょ、おで、いいんちょがはだかになったところをかんがえてたらむずむずしてきてそのずかーどの中をみぜて」

「吉田君、注意が二回目になりましたので退席してください」

「委員長、吉田君、泣いてます」

「泣いていないで、退席してください」

「いいんちょのあぼー」

「……、さて、中村さんを誰か」

「委員長、吉田君探しに行きましたけど、いませんでした」

「あ、中村さん、吉田君はたった今退席しました」

「帰ってきていたのですか?」

「だから今から中村さんを呼んでくる人を決めようとしていたところです」

「だったらその候補から、私は外してください」

「わかりました。中村さんはその候補から外しましょう。一回呼びに行きましたからね」

「じゃあ、誰か、中村さん以外で中村さんを呼んでくる人を決めるくじを作ってください。宮本君?」

「僕は吉田君を呼んでくる人を決めるくじを作る人を決めるくじを作ることになっているのでできません」

「ではそこは、あみだくじで決めましょう」

「委員長、僕の名前はあみだくじの中に入れないでください」

「委員長、私も一回呼んできているので入れないでください」

「わかりました。中村さんと宮本君はあみだくじの中に入れません。従って、線は23本になります」

「委員長、あみだくじのスタート地点は、誰が決めるのですか?」

「これは委員長である私が、代表して決めます」

「そんなのずるいと思います」

「そうですずるいです。公平に、全員でじゃんけんするべきだと思います」

「そうですか。ではクラス全員でじゃんけんをしましょう」

「委員長、吉田君がいません」

「これはやりたい人を決めるじゃんけんですので、いない人が悪いのです。
吉田君以外の全員でじゃんけんをしましょう。では、じゃーんけーん」

「委員長、じゃんけんのかけ声は私もやりたいです」

「僕もやりたいです」

「俺も言いたい」

「いや、でもこれはクラスの委員長である私がかけ声をかけるべきです」

「そんなのずるいと思います」

「ずるくないよー。委員長が言うべきだよー」

「そうだそうだ!」

「えー、では、多数決で決めたいと思います。私、委員長がじゃんけんのかけ声をかけることに、反対の人は
教室の右半分に。賛成の人は左側に集まってください」

「委員長、綺麗に半分に割れましたが?」

「そうですね。賛成12人、反対12人、何か良いアイデアのある人、挙手してください」

「はいっ、委員長、吉田君が来たらそれで決まると思います」

「あ、忘れていました。では誰か吉田君を……」

「いいんちょ、おで、ここにいまず」

「そんな教室の外にいないで、入ってきてください。賛成と反対、どちらに入るのですか?」

「そーゆーことはよくわがんないけど、おで、いいんちょのぢかくがいい」

「では賛成側ですね。ところで吉田君、あなたには退席を命じたはずですので、教室から出ていってください」

「しどーーーい。むわぁん」

「委員長、吉田君が泣きながら出ていきました」

「放っておきましょう。彼がいると学級会議が進みません。では全員でじゃんけんをしましょう。
じゃーんけーん、ぽん!」

「あーいこーで、ぽん!」

「あーいこーで、……あーいこー……」

「長い長いじゃんけんの結果、渡辺さんが勝ちましたので、あみだくじのスタート地点を決めて下さい」

「じゃあ、一番左にしてください」

「渡辺さんにはあみだくじの歌を先導してもらいます。ではどうぞ」

「せーのっ、あっみだっくじー、はいっ」

『あっみだっくじー』

「ひいってたっのしっいあっみだっくじー、はいっ」

『あっみだっくじー』

「あっみだっくじー、はいっ」

『あっみだっくじー』

「ひいってたっのしっいあっみだっくじー、はいっ」



……………………


「えー、あみだくじの結果、吉田君に決定しました」

「委員長、吉田君がいません」
[PR]
# by gennons | 2005-02-18 13:25 | 妄想

バット

あまりにも忙しく(忙しいフリなんですが)すこし大の方を漏らしました。
足草です。
大の方って言うと、誤解されるかもしれないのでハッキリ言いますが、うんこのことです。
とかいう話じゃなくて、バントちん、おめでとうございます。
スッと言えやという感じなのですが、ワンクッション入れるところは照れ隠しなので気にしないで下さい。
何に照れているのかは内緒です。
で、数限りなくある沢山の記事にTBどす。



----------------------------------------------------------



僕はわざとらしく、の目の前で他の男といちゃいちゃしたり、
酔ったフリをして誰かにもたれかかったりしてみたのだけど、
彼はそんな僕を見ているのか、見ていないのか、
至極冷静な顔で、ウーロン茶を飲み続けるばかりだ。
僕は 隣の眼鏡をかけた変な帽子の男と手を繋ぎ繋がれながら、少し意地悪な表情で彼に視線を送る。
少しだけ、彼と目が合って、そしていつものように
その一瞬の眼差しに沢山の言葉を乗せているのだ。
僕に向けて、沢山の言葉を。

「そんなことをしてもいいの?」「嫉妬するとでも思っているの?」「結局、俺のところに戻ってくるんだろ?」「お前のその、子供のような態度、気に入らないね」「楽しくないんだったら、帰れば?」「そんなことをして、しばらく二人で合うのはやめようか?」「君は何がしたいの?」「君がどこで何をしようが、俺には関係ないね」「関係ないね」「関係ないね……」



「関係ない?」



彼の視線に乗って、やって来た言葉は非道く僕の心を傷つけた。
こうやって、僕がいらぬことをやらかす度に結局落ち込んだり、
悲しくなったりするのはいつも僕の方だ。
彼は冷たい。そして残酷。
たまには嫉妬して泣き叫んだり、強引に僕を襲ったりしてくれてもいいのに。
僕は彼の飼い慣らされたペット。誰よりも忠実で、誰よりも彼を愛している。
二人だけの夜は、この世で一番熱い。
彼も僕もうんと、熱く熱く熱く熱く熱く熱く、
これはもう、どこぞの氷よりも何万倍も熱く燃え盛っている。
僕はそんな夜をいつも忘れられなくて、
彼に気付いて貰うために色んな仕掛けを用意するのだけど、
そんな罠が彼に通用する筈もなくまた僕は、少し傷を負うのである。
でも大丈夫。
この訳の分からない飲み会が終われば、
僕と彼は一度解散し、又新宿で逢瀬の約束をしているのだ。
でも彼はそんな約束が、まるでないかのようにただ冷静に、ウーロン茶に口を付ける。
飲み会にウーロン茶。
その理由を知っているのは僕だけ。
それが、僕のためなのだと思うと、何だか嬉しくなってビールが進む。
でも僕は、どれだけ酔っても眠らない。眠れない。
彼との熱い夜に、寝息を立てる暇なんてないのだから。
今夜の彼を思うと、何だか隣の男に腹が立ってきて、
僕は男のグラスに鼻くそをこっそり入れて、それがとても可笑しくて
彼に口パクで「は な く そ」と伝えたのだけれど、そんな僕を見ても彼は、
至極冷静な顔で、ウーロン茶を飲み続けるばかりだ。






☆★☆★☆★【えー。送りバントがホームラン?祭り】☆★☆★☆★

 エキブロ仕事人earll73(バント)さん、
 ピックアップブロガー選出おめでとう!
 感謝と精意をこめて悶々とした夜を過ごしましょう。

 参加条件は特にないのでじゃんじゃんバントさんに
 気持ちと言う名の汁をぶっかけて下さい。

 ※誰でも参加出来るようにこのテンプレを記事の最後に
  コピペして下さい。


 代打:カートさん
 協力:エキブロベンチウォーマー一同

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★




ばんとちんには御世話になりっぱなしどす。
トラボケ1STの最終で裏参加という遅蒔きの新参者である僕に
優しくモーニング珈琲を淹れてくれたことは忘れません。
[PR]
# by gennons | 2005-02-10 21:37 | トラバ

もっさん

えーしつこいですが、この記事もそうです。
何がそうなのかって、しつこいので書きません。
実はあと、もう一本書きました。
それは自信作なので後日単独でアップします。
あ、一つヒント言っちゃった。
とかいうあたりも気持ち悪いと言われそうな足草、
どうぞ気持ち悪がってやってください。
ちーーーん。


------------------------------------------------------------------


「いやぁ、今日も疲れたわ」
「そらそうやな。よう頑張ってくれて、俺お前に頭上がれへんわ」
「そやろ、でもな、やっぱり一日仕事終えた後のこのひとときが最高やねん」
「そう言ってくれると、何か助かるわ」
「お前を責めたかて、どうにもならんからな」
「ありがとうな、気使ってくれて」
「まあな。でもやっぱ、雨の日はきっついなぁ」
「やっぱり」
「うん。正直、雨の日は勘弁して欲しいわ」
「俺もそう思ってんねんけど、お前がいないわけにはな」
「やっぱりそうか……」
「俺もなるべく、水たまりとか避けるし」
「そうしてくれるか」
「まあ、今度から気つけるわ」
「それにしてもあれやな」
「何?」
「こんなん言うのも何やねんけど」
「遠慮せんで言いや」
「俺今、ごっつ臭いわ」
「あ、気付いてた?」
「もうな、こんなん犬も近寄らんで」
「そやろな。キャンキャン吠えてた犬、黙りよったもんな」
「あれにはびっくりしたな」
「びっくりした。靴履いてたのにな」
「靴を通り越して匂ってるっちゅうことやもんな」
「あ、でもほら、犬は鼻が敏感やから」
「そやな、俺らの何万倍もキツイんやろな」
「ちょっと犬に同情するなぁ」
「そやな。今度子犬捨てられてたら、拾ったりな」
「まあ、パンぐらいあげるかもな」
「でもあれか」
「なになに?」
「お前も、匂いの限界超えたらさ」
「超えたら?」
「やっぱ捨てたりすんの?」
「どうかなー……基本的には捨てへんけどな」
「基本的にはって、基本的じゃないときっていつ?」
「そやなー、みんな……おるときかな」
「え、何それ」
「いやだからさ、お前が臭いとかいうことがさ」
「俺が臭いて、お前のせいやんけ」
「まあそやけど、ここはそれ置いといて」
「まあ、ええわ」
「臭いことがこう、大勢知り合いがいるとこでおおやけになったときとか」
「捨てるか」
「捨てるわ」
「そうか。世間体か。やっぱり」
「まあ、そういうことになるわな」
「おおやけってどのくらいおおやけ?」
「まあ、臭いのがばれてみんなが騒ぎだしたら、捨てるかな」
「騒ぐにもレベルがあるやろ」
「いや、この場合ないわ」
「なんでやねん」
「ほら、お前が臭いちゅうことになるやろ?」
「だからそれはお前やないか」
「まあ、俺やけどそれは置いとけや」
「んで?」
「そうなったらほら、一般人ちゅうか普通の、臭くない人は」
「臭くない人なんかおるかいな」
「まあみんな多からず臭いねんけどな」
「そやで。ちょっとみんなより臭いだけやんか」
「ほんまやな。非道い話やで」
「ほんまやで」
「いやほら、ちょっとしか臭くない人たちはさ、ちょっと臭い奴がいると騒ぐやん?」
「まあ、騒ぐ奴は騒ぐわな」
「そんで1人騒ぎ出したらもう連鎖反応みたいにみんな騒ぐからさ」
「あー!私も臭いとおもってたー!みたいにな」
「そんでもう、臭ないと思ってる奴まで臭いとか言い出すやろ?」
「なんか乗り遅れたら負けると思ってんのかな」
「そやで。もうこうなってきたら大変なもんや」
「てんやわんややな」
「臭いかどうかなんか、問題でなくなってくるからな」
「みんな臭いて言いたいだけ。みたいなやつやな」
「そうそう、もう臭いって言うのが面白なってくんねん」
「小学生かちゅうねん」
「まあいくつになっても小学生のころの気持ちは忘れたないけどな」
「まあな。おっさんなってもうんこちんちんの話で盛り上がってるもんな」
「結局、うんこちんちんの話してるときが一番おもろいねんて」
「本能的なもんなんかもしれんな」
「昔からそうやったぽいもんな」
「でもちょっと待てや」
「なにーな」
「俺、うんこちんちんと同じレベルかいな」
「……」
「何か言えや!ちょっと本気で凹むやんけ」
「まあ、ケースバイケースや」
「だからそのケースの話をしてるんやんけ」
「ああ、そうやったな。だから、1人騒ぐとみんな騒ぐ」
「まあ、そうやな」
「そうなったら、レベルも糞もないやろ」
「全部がレベルセブンやもんな」
「そうや。全部超危険警報」
「そういう言い方したら、臭さが危険みたいやんけ」
「いやこれは、騒ぎのレベルやから」
「でもお前、匂いが危険みたいに思ったやろ」
「お前細かいわ。ちっさい奴やで」
「デリケートやねん。俺は」
「デリケートとかちゃうやろ。この場合」
「さっきからこの場合とかあの場合とかもうお前、わからんわ」
「何いきなりスネてんねん」
「うるさい」
「うるさいって何やねん」
「もうええから、早よ洗ってくれや」
「あ、お前、俺が捨てるとか言うたからスネた?」
「あたりまえや」
「ほら、もう捨てるしかない状況ってあるやん」
「あそう」
「仕方ないやろ。そこが寿命や思たらええねん」
「何が腹立つて、お前分かってないやん」
「え?捨てられるのが嫌なんちゃうの?」
「破れたり、ぺらぺらなったりしたら俺も諦めるけどな」
「臭なんのも同じやろ」
「違うわ!」
「何が違うねん」
「俺はお前の世間体に負けたっちゅうのが腹立つって言うてんねん!」
「涙声やでお前。泣いてんの?」
「あほか!泣くかぁぼけぇ」
「ごめんごめん。ちょっとこれからは気つけるからさ」
「誰か1人が騒ぎだしたら、どうしようもないやんけ!」
「いやだからさ……えー、と」
「もうええわ!」
「あ、みんないなくなってから、ゴミ箱から救出したるがな」
「……ぇえ?……」
「一回捨てたと見せかけて、後で拾ったったら問題ないやろ?」
「そんなん、してくれるのん?」
「やったるやったる」
「ゴミ箱あさったりせなあかんで?」
「それくらい我慢したるわ」
「誰かに見つかるかもしれへんで?」
「見つからんようにやるがな」
「鞄とかに隠したら、鞄も臭なるよ?」
「あ、ああ。あー……鞄か……」
「……お前ええやつやなぁ……ありが」
「鞄臭なるんやったら、やめとくわ」


これ、書き出したら止まりませんな。1人で楽しい。
[PR]
# by gennons | 2005-02-06 17:23 | 妄想

おもわせぶり

前回の記事は恋文企画参戦のものなんですが、
あれ実は、反アイスデイ同盟活動でした。地味に。
どこが?ってそりゃあいくつか仕掛けております。
本人にしか分からない程度のものだと思います。
なので気にしないでください。
あと、この記事も気にしないでください。
ちなみにこれも反アイスデイを気取っています。
もはや僕にしか分からないくらい地味な活動ですが、これで満足なのです。
うふふ


-----------------------------------------------------------------


夜半、ノックの音がするのでドアを開けると、びしょ濡れの女の子が立っていた。
「入ってもいいですか?」
そう言うと女の子はびしょ濡れのまま、玄関で僕の袖を掴んだ。
僕は親類以外の女の子に、ここまで接近されたことがなくて、
どぎまぎしながらどうぞと言ってしまった。
僕は部屋のストーブに電源を入れて毛布を下に敷き、女の子にそこに座るよう促した。
女の子は何を話すでもなくぼそぼそとお礼らしきことを呟きながら毛布の上に座り、
ストーブの、赤く光るランプを呆然と見つめている。
外は雨なのだろうかと思って窓の外を見たのだけれど、
夜空には、綺麗な満月が輝くばかりで雲一つ見当たらない。
何故か落ち着いている女の子とは裏腹に、
僕は気が落ち着かなくて部屋の中をうろうろしながらチラチラと、
女の子の横顔を盗み見ていた。
細く、それでいて柔らかそうな顎と、ぽってりとした下唇。
濡れた髪と身体が色っぽくて、僕は勃起することさえ忘れてただ、ドキドキしているだけだった。
「着替え……ますか?」
僕の欲望と女の子の需要が見事にマッチした言葉が思い浮かんで、
それを女の子に伝えたのだけど、
「服が、濡れてしまうから」
とだけ言ってまたストーブを見つめた。
部屋にこんな可愛い女の子がいることが、夢のようだ。
もしかしたらこれは夢を見ているのかもしれない。
夢ならば、覚めて欲しいと思う。現実ならば、この時間がずっと続けばいいと思う。
思わせぶりなものが、僕は大嫌いだ。
でもこれは、余りにも現実離れしすぎているではないか。
それならば、早く覚めてくれればいいのに。
僕は少しふてくされながら、ベッドで横になった。
横目で彼女を見ても、先と同じ恰好で、ストーブを見つめている。
下に敷いた毛布が水浸しになっていて、それでも彼女の濡れは、乾くことがなかった。
横になりながら僕は
「外、すごい雨ですね」
と言ってみた。
女の子は
「そうですね」
とだけ言う。

このまま目を瞑れば、僕は眠るだろう。
それくらい今、眠いのだ。
びしょ濡れの女の子を見つめながら、
それでもずっと目を開けている自分が可笑しくて僕は布団に潜り、
声を殺してククククと笑った。
[PR]
# by gennons | 2005-02-06 17:22 | 妄想

とり

いつのまにかエキブロがリニューアルされてますね。
まあいいや。
最近は、挨拶書くのも面倒臭い。のぶしです。



------------------------------------------------------------------------



分け入っても分け入っても、木と、草と、岩。
どこかで水の流れる音がするのだけれど、それはもはや幻聴なのかもしれないと思った。



「とりがさ、いるらしいよ」

獣道に張り巡った蔓をナイフで削りながら、彼は言った。

「当たり前じゃない、森の中なんだから」

見上げても空は見えず、小さな木の葉がいくつもいくつも重なって分厚い天井を形成し
それでもそこを、冷たい風が通り抜けてくるのだと思うとその皮肉さが悲しかった。
ここが夜の街並みだったなら、彼に上着を貸して貰うのに。
深刻な場面になればなるほど私は、彼の脳天気な性格に苛立って甘えることが、できない。
そんな自分が嫌いな筈なのになぜだろう、私はそれを治そうとしない。


「伝説のさ、不死鳥みたいなやつ」

「その血を飲めば、死ななくなるとでも言うの?」

「それは知らないけどさ、そんな感じ。いないかなぁ」

「いるわけないじゃない」

「とり、いないかなぁ」

私たちが遭難していることなんてどうでもいいかのように彼は周りを見渡しながら進んだ
私は鳥を見つけるよりも、街を見つけたい。

少しずつ、水の音が大きくなってきて、近くには確かに川があることを知った。
自然と彼も私も早足になって木々の闇が開け、
夕暮れに光る水の流れを見たとき、胸がいっぱいになって、涙が出た。
川を下れば、しぜんとどこかへ出られるはずだ。





「とり、見たかったなぁ」

焚き火の炎に揺れて見える彼は、そう呟いてすぐに寝息を立てた。
彼の手足が傷だらけで切ない。
道を切り開くのに、こんなにも傷ついていたことを私は気付いてあげられなかったのだ。
私は自分の愚かさを呪った。
彼だって、恐かったのだ。脳天気なのは、恐怖から私を守る為だったのだ。
醜い私の心とは裏腹に、夜空には星が輝いている。
それがぼやけて見えるのは、私が泣いているからなのだと気付く。

そして私は彼の手を握りしめながら、ぱちぱちと音を立てる薪の向こうに、その“とり”を見た。
“とり”は川辺で水をついばみ、大きく羽を伸ばすと七色に輝いて見えた。
赤い顔、黄色い嘴、青い目、白い身体、桃色の尾。
この世のものとは思えない美しさに私は目を奪われて
“とり”が飛び立って行くまでの間、微動だにできないでいた。
私は彼が“とり”を追いかけて、遠くに行ってしまいそうだと思い、
傷だらけの彼の手をもう一度握りしめ、
薪を新たにくべてから、好きよと言って静かに目を閉じた。







・**☆**・・**☆**・恋文祭り、届けこの想い ・**☆**・・**☆**・

 お題の相手ブログに向ける、恋するフィクション恋文コンテスト。
 そうです、この恋文は、フィクションです!

 揺さぶれ、腰つき。 あしらえ、性欲。
 笑いを取るも良し。 感動を呼ぶも良し。

 選考は、お題の相手に決定権を委ねましょう!
 優勝者は、次回のブログ指名ができます!!

 開催期間: 2005年2月4日(金)〜2005年2月21日(月)午前0時
 審査員: 「よかった探し。」のColortailさん
 応募方法:次のURLにトラックバックを送る
        http://rosslynva.exblog.jp/tb/1920893
 審査方法: お題ブログの製作担当者からの、返信トラバにて決着!

☆ 思いをそのまま行動にうつすもアリ!
☆ 参加者の皆さんはエロビデオ片手に、鼻息荒く。
☆ エスカレートして、街中で恋文の内容を叫びましょう。

 ※ 誰でも参加出来るようにこのテンプレを記事の最後にコピペして下さい。

 主催: 笑ッカー本部 恋文企画同盟

・**☆**・・**☆**・・**☆**・・**☆**・・**☆**・・**☆**・

カラーテイルさんの所謂「色尾」なんですが、
勝手に鳥だと思っていました。
そして今回も鰹さんに先を越されてしまいましたね。
ちぃっ!
……ちゅうか恋文になってないし……
でもまあいいや。
[PR]
# by gennons | 2005-02-04 13:40 | 妄想

煮える鍋

先日の記事の反響が凄くて少々びびっています。
「たまに真面目な記事を書くのが、モテる秘訣や」
って中島くんに言われたのでやってみたのですが、効果覿面でした。
タイミングを見計らってまたやります。

そしてこれを機に少し更新を休むかも。。。
まあいまでも十分亀更新なんですが。



-----------------------------------------------------------------



最初、ゴハンとルーの間にスプーンを入れて
ちょうど真ん中で境界線ができるようにしてからそれを口に運ぶ。
鼻の辺りまでくると、その独特な匂いは僕の鼻をねっとりと刺激して
それがあまりにも臭く、逃げるように少しうつむいて湯気から鼻を遠ざけるのだが、
ガソリンの匂いをついつい嗅いでしまうような、
一日履いた靴下を脱いで嗅ぐような、
何とも言えないその中毒性に惹きつけられて僕はもう一度スプーンに鼻を近づけた。
中毒と言ったけれどもこの店のカレーを食べるのは初めてだ。
しかしそれは以前にも嗅いだことのあるような、
これから先、別の機会に嗅ぐような、そういう感じ、デジャヴ?だっけ?

スプーンの上でズルリと光るカレー。

小太りの店主は薄汚れたエプロンを身に纏い、口髭をねちねちと舐めながら僕を見ている
他に客でもいたのなら、これほど店主に見られることもなかっただろうに。
鼻をつまむのは失礼だと思い、僕は妖気さえ放っていそうなこの黒いものを口にねじ込んだ
ねっとりとしていて生魚をそのまま囓ったような、
それでいてむせかえるような甘さと
酸っぱい刺激臭は喉から鼻へ。鼻から眼へそして、脳に蔓延する。
カレーと言うには余りにもぬめりが多く、そしてぬるい。
辛さなんて一ミリも感じることはできず、これをカレーと呼ぶのなら
トイレットペーパーをスカーフと呼んでも正しいだろうと思った。
舌の上をナメクジが這うようにカレールーは口腔を濡らしてまわり、
それではない汗がじわりと額から流れた。
一口目を喉に流し込んだ直後、首の後ろを冷たい何かが通り抜ける。
全身が震え、鳥肌が立つような快感を憶えたかと思うと顔が熱くなり
二口、三口とカレーをスプーンに乗せては口へと運ぶ作業を繰り返してしまう。
ものの五分も経たぬうちにソレは跡形もなく皿の上から姿を消して
水を一度も飲まなかったことに気が付いた。

カレーを食べただけなのに何だろう。
口に残る異様な臭みと、溜息が出るような疲労感。
いつもなら、さっさと会計を済まして店から出てもおかしくはないのに、
僕は座席でぐったりと背もたれに体重をかけ呆然としていた。

カランカラン

「こんにちは。また来てあげたわよ」

変な態度の女性が店に入ってきた。
長身で目が細く、髪を頭のてっぺんでまとめたその女性からは
態度とは裏腹に控えめで柔らかな雰囲気が漂っていた。
店主とは顔見知りのようで、客席に座るのかと思いきや、
女性はカウンターをくぐり、中で髪の毛をほどくと
店の奥へと姿を消してしまった。
僕は煙草に火を点けてもう少し休憩してから店を出ようと思い
お冷やのお代わりを頼もうとして店主を呼んだのだけれど
カウンターにいた店主の姿はなく、
声を上げて呼ぶのも面倒だったのでそのまま煙を吹かしていたのだった。

店員だろうか。それとも奥さんなのか。
いずれにせよ、僕はその女性がここで働いているのなら、
少し頻繁に通ってもいいなと思った。
あの女性がここでカレーを運んでくれるなら
もう少し遅くに来ればよかったな。なんて思いながら氷を口に含み
ころころと舌の上で転がしてカウンターの方を見たのだけど
店主も女性もまだ出てきそうにはなかった。
仕方なく僕はまた一本、煙草を取り出して火を点ける。
ゆっくりと紫煙が天井に昇り
緩やかな白熱灯に照らされて静かな模様を描いていた。
煙の行方をただ呆然と眺めていると、奥から誰かの声が微かに聞こえてくる。
聞き耳を立てるとそれは、深く、重い電化製品の音のようで
出てしまう声を押し殺しているような暗い声だった。
呻き声だろうか。

「グゥゥゥン……、グゥゥゥゥゥゥン……」

単調に、長く響くその声が耳から離れなくて、
僕は気が遠くなり、煙草の灰がテーブルに落ちたのにも気が付かないでいた。
はっとして煙草の灰を片づけつつ、そろそろ店を出ようと店主を呼んだのだけれど
奥からは誰も出てくる気配がない。
僕はカウンターの前まで行って声を出そうとしたのだが
その奥から聞こえてくる声が気になって少し静かに耳を傾けてみた。
声は、女性のものだと思った。
女性の重い、呻き声だ。

「ゥゥゥン……ハァァァァゥゥゥン……」

カウンターの端に掛かるのれんの奥で、
僅かな光が漏れ、声はそこから聞こえてくるようだった。
奥はどうやら厨房になっているようで、
身を乗り出して中を覗くと少し開いた扉から、店主の後ろ姿が見える。
店主は何をするでもなく、腕を組んでいるようだったが、
その奥に、ドラム缶くらいの大きさのものが見える。
鍋だろうか。
扉の隙間から、呻き声と共に先程食したカレーの匂いが流れ出てきていて
今、カレーを煮込んでいるのだなということが分かる。
しかし、僕は何を想像しているのだろう。
頭の中に描いたドアの奥の世界。
妙な胸の高鳴りは、呻き声が大きくなればなるほどに、
匂いが強くなるほどに、激しく胸を打つのである。

僕はできる限り音を立てずに、カウンターの中へ忍び込んだ。
シンクの中には洗いかけの食器類が散乱し、
蛇口には小さな蜘蛛の巣が張っている。
汚いカウンターだなと思いながら薄汚れたのれんの奥へと目を移した。
のれんの奥には、先程女性が身に纏っていたシャツとスカート、
そして下着類が全て段ボール箱の上に放置されている。
女性が中で裸になっているということなのだろうか。

緊張でガチガチの身体を無理矢理前に進ませ、
震える手でのれんをかき分けて中に入る。
のれんの中では、女性の呻き声がはっきりと聞き取ることができ、
さらにはグツグツという鍋の煮える音までが聞こえる。
どろりとしていて重く、黒いカレーを煮込む音が、
女性の呻き声と同調して、いやらしい音楽のようでもあった。
重そうな鉄の扉から流れてくる、声と、音と、匂い。
僅かな隙間からは、店主の後ろ姿と、見たこともないくらい大きな鍋。
その隙間から見えるものはそれだけが限界で、
僕は好奇心に負けて鉄のドアをもう少しだけ開いて中を覗いた。

先に食べたカレーの、その何倍もの匂いが鼻孔を刺激する。
思わずえづきそうになるがその息を喉に押し戻し、
僕はドアに頭を付けて厨房を見渡した。
店主の向こうに見える鍋から、少しだけ黒いカレーが溢れだしていて、
その中でまた、黒い何かが蠢いている。
黒い何かは、大きな野菜のようでもあり、人の頭のようにも見えた。

グツグツと煮える鍋の中で、
黒い何かは少し沈み、そして少しだけ浮く。
その様は、まるで機械仕掛けの人形のようで
浮き沈みを繰り返しながら一定のリズムを刻み、
途切れることなく、呻き声に合わせて鍋の中を
いつまでも踊り続けていた。
[PR]
# by gennons | 2005-01-31 14:41 | 妄想

改まって背広を着ている気分。いやそんな固くないんですが。

あー、えー、っと……
おほん。

あのですね。ここいらで、一度整理してみませんか?
あ、いや、何がってね、何がって聞かれても分からないんですがね。
あのー、反アイス同盟についてなんですがね、
ちょっぴり微妙な空気が流れてるじゃないですか、
流れてない?ならいいんですけど。
原因は僕やら誰それやらまあいろいろあると思うんですが、
今はそういうことじゃなくて、
上手く説明できないんですが皆さん結構引いてはる気がしてなりません。
気持ちは分からないでもないです。
逆の立場だったらこの空気、ぎすぎすしてるかも……
思い過ごしならいいけど……と思ってしまうでしょう。
例え当人がそう思っていなくても。

ブログって、普段友達とかと話するように、ブロガー同士で付き合うと、
結構微妙な空気が流れると思うのですよね。
例えそれが100%冗談だとわかる記事にせよ、
その言い回しによって少なからず傷つく方もいらっしゃると思います。
そのあたり、僕は今回のオフレポで皆さまに大変失礼致しました。

特にブラボーさんと、けみちょうさんには、大変申し訳ない、失礼の限りを尽くしたように思います。
冗談とかネタとかでも、人様を揶揄したりけなすような文章をブログで公開するのには
普段の約18倍くらいの気遣いが必要なのではないかと思っておる次第です。
特に僕は、普段の言葉遣いや人に接する時の態度が横柄で馴れ馴れしいので、
実際に顔を見て、話している分には問題ないのですが、
「ハッキリと残る文章」で、「誰でも見られるところに公開する」ものを書くには、
少なからず注意が足りなかったのではないかと反省しております。

オフレポでは、もれなく全員の参加者様に失礼極まりない冗談を書いてしまっているので
一段落落ち着き、改めて読み返したときに「コレ……大丈夫かいな……」
と不安になったのです。
面白いとか、そういう賛辞はやりやすいですが、
ここの文章に私は傷つきました。と言うのは結構勇気がいることだし、
冗談で書いていることがあからさまであればあるほど、その申告はしづらいと思います。

長い時間ブログを続けている方なら(ブログに限らずネット上でのやりとりっも含)
そんなこと言わずもがな理解している方が大半ですが、
僕は今回のオフで、少し線をはみ出してしまったような気になっています。
簡単に言うと、「調子に乗りすぎた」のです。

アイスデー様の文章が(ダービッツが)嫌いだという話題も、
その「情報」だけが広く流れてしまうと誤解を生む可能性は十分に存在します。
ファミレスで、ダービッツ(例を出しすぎですね。すみません)という作品について
議論をかわしていたのですが、その場の雰囲気や、話の流れを汲み取っていない人が
その「情報」だけを頭に入れるとえらいことになりますよね。
反アイス同盟にしたって、どこまで本気で思っていることで、
どこまでが冗談なのか判断し辛い状況になっていると感じます。
確かに馴れ合いだけでは面白くない部分もありますし、
時には刺激になるような言葉も必要だったりします。
しかし、そのような状況を、エキブロを昨日始めた方が見たらどう思うのでしょうね。
いや、これは結構心配しすぎなのかもしれませんが。
でも慎重になるのもブログだし、インターネットという新コンテンツのコミュニケーションは
まだまだ僕にとって未知な部分が多いのでそうならざるを得ないのも確かです。

オフ会やなんやで関わりが深くなれば、
それだけ注意しなきゃいけないところも出てくるのではないかと思います。

でも僕だけが勘違いしている可能性もあります。
その時は指摘してください。。。

何も整理できていない上に支離滅裂ですね。
上記のところで、今回のオフレポ等
僕の記事に対して少しでも嫌な思いをされた方がいらっしゃるならば、
本当に申し訳なく思います。
ごめんなさい。

結論から言うと……楽しくいこーぜ。ってことで。
[PR]
# by gennons | 2005-01-28 21:06 | 雑記

富士山は鳴り響く

「近くで見ると富士山って大きいですね、ガイドさん」

「そんな当たり前のコメントを言われたお客様は初めてでございます」

「うわ!あなたはダー○ッツ田中さん」

「左様でございます。本日は富士山ツアーのガイドをつとめさせていただきます」

「もの凄く不安ですが」

「ご心配には及びませんこう見えても私、漢字検定二級を携帯しておりますから」

「全然関係ないですね。しかも携帯してるのですか」

「本日の登山は霧も深く、大変危険ですのでこの煙草大の旗を目印に付いてきてください」

「それじゃあ見えませんよ」

「おっとお客様、右に行かれると崖でございますよ」

「あぶねー!もっと早く教えてくださいよ」

「今のは冗談でございます。本当の崖は左側です」

「左に動きかけたじゃないですか。殺す気ですか」

「さて、そんなこんなでもう六合目です」

「早いですね。展開が」

「そうです。もう後にも先にも進めません」

「それって遭難してませんか?」

「失礼なお客様ですね。あなたどこ中ですか?」

「中学は関係ないでしょう。完全に喧嘩売ってますよね?」

「登山素人のお客様は、黙って私に付いてくれば良いのです」

「無性に腹が立つのですが」

「あ、大切なことを言い忘れていましたが、本日ここの山は爆発します」

「じゃあこれ、自殺行為じゃないですか」

「そうです。周りをもっと見てください。私たち以外に登山者がいないでしょう」

「そんな山に登らせないでくださいよ」

「これも宿命です。ここまで来たら受け止めましょう」

「あなたと心中なんて嫌ですから」

「こっちこそご勘弁いただきたい」

「それあなたが言うべきじゃないでしょう」

「そろそろ八合目あたりです」

「なんだかんだ言いながら登っているところが恐いですね」

「本日は富士山の火口を見届ける予定になっておりますので」

「あんなところ入れないでしょう」

「本日は特別に監視員等々、退席願いましたのでお客様のプライベート火口となっております」

「それ避難しているんですって!」

「それはもう、マグマの滴一滴まではっきりとご覧になれます」

「その前に死んでますから」

「そろそろお客様、頂上に近づいてきましたが、言い残すことはありますか?」

「死ぬみたいじゃないですか」

「火山が爆発したら死ぬでしょう。お客様、頭悪いなぁ」

「富士山が爆発したらここにいなくても死にますよ」

「そうですね」

「あ、爆発って嘘でしょう」

「ばれましたか。でもそれじゃあお題をまっとうできないのです」

「何の話をしているのですか?」

「そろそろお客様、火口が見えてまいります」

「本当に来てしまいましたね。突き落としたりしないでくださいよ」

「この火口、実は穴が空いておりません」

「それじゃあ火山じゃないでしょう」

「そううです。なのでもっと覗き込んでも大丈夫ですよ」

「それって落ちないってことですよね」

「ご名答です」




---------------------------------------------------------------


これは敬愛する作品に贈る賛辞の証です。
なんちて。
でも難しかっったです。オリジナルにはほど遠いものになってしまいました。

従ってこの記事はTBしません。選考対象外です。
TB選考用の記事は明日中に書き上げますのでよろしくです。

ちなみに言うと、これをもって100ポストになりました。
改めて彼の凄さに圧倒されます
でも反アイス同盟は脱退しません。
[PR]
# by gennons | 2005-01-28 03:41 | 雑記

びしょ濡れ

久しぶりの更新になります。
いやあ、何でしょう、文章の書き方を忘れてしまっています。
今までどうやって書いてたっけ?
ちゅうかそれ以前に書き方って何?
と意味不明な悩みの持ち主足草です。
ご無沙汰してます。




----------------------------------------------------------------



前から気になっていたのだが、社内にびしょ濡れの女がいる。
髪の毛とか洋服とか靴とか鞄とか、全てがびしょ濡れなのである。
どのくらいびしょ濡れなのかというと、それはもう、とにかくびしょ濡れで、
晴れの日であろうが風の強い日であろうが常にぽたぽたと、水が滴っている。
水の滴るいい女、なんて言葉は彼女のためにあるのではないかと思いがちだが、
残念ながら彼女はそこまで美しい人ではなかった。
いや、決して不細工な訳ではないのだが。
どんなに時間が経とうとも、不思議とその「濡れ」は乾くことがなかった。
彼女とは席も遠いし、今まで数えるほどしか話したことはない。
びしょ濡れの女性に向かって「びしょ濡れですよ」なんて
言えるわけもなく僕はただ見て見ぬ振りをするしかなかった。
本人だってそのことに何の違和感もないかのように振る舞い、
周りもそれを指摘するような発言はしなかった
あの濡れ様は、僕にしか見えていないのだろうか。
そんなことを思った彼女の入社半年目、同僚の瀧川がタブーを口にした。

「佐藤さんって、どうしていつも濡れているんですか?」

社内の空気が固まった。
みんなパソコンから目を離さず仕事をしているが、
確実にその発言の返答に耳を傾けている。
びしょ濡れの女はファックスを送る予定の書類をはらりと落とし、

「……え?ど、どういうことですか?」

としどろもどろに答えた。

「そ……そ、そうだよ瀧川、女性に向かって濡れてるなんて失礼じゃないか。
セクハラだぞそれは。空気を読め……じゃなくて発言をもっと考えろ……よ?」

ドア近くの山中が妙などもりかたでフォローする。
全くフォローになっていないような気がしたが、
そんなことよりもこの後の展開が気になって、僕はもとよりみんな仕事の手を止めている。

「だって気になってたんだもん。そんなに濡れて寒くないんですか?」

だもんって何だよ。
とりあえず誰もが「空気読め瀧川!」と思っているに違いなかった。
案の定、彼女はその場でしゃがみ込み、顔を両手で覆って泣いている素振りを見せた。

「私……そんなに濡れてませんっ!」

「びしょ濡れだよ!」ともれなく全員が心の突っ込みをしたのだが、
彼女は顔を覆い隠したまま走って会社から出ていってしまった。
社内には気まずい空気と、彼女の座っていたしるしでもある水たまりが虚しく残っている。

「お、俺、彼女を止めに行くよ」

窓際の川村が沈黙を破ってオフィスから飛び出していった。

「あー、あいつあの女に気があったからな〜。俺とのことも知らずに……」

奥の壁際で菊本が意味深な発言を残し、またパソコンに向かう。
誰もが、それどういうことだよ。と言いたげな表情をしている。
僕はもう仕事のことなんて考えていられなかった。
平和な社内の空気が一瞬で崩壊した。
その嫌な空気に耐えかねた瀧川が突然立ち上がり、菊本に手招きをしている。
自分だけその詳細を聞こうなんて思っているに違いない。
菊本は立ち上がり、そしてそれを制するように山中も立ち上がって口火を切った

「っちゅうか、ヤッたの?」

「え!?うそん!?」

瀧川が大袈裟なジェスチュアで驚いて見せ、菊本の席に駆け寄った。
幸い(?)菊本の斜め後に席がある僕は、立ち上がらなくとも話の内容は聞けそうだ。
手に汗が滲む。これは緊張なのだろうか
好奇心からも汗は出てくるのか。

「うん。ヤッたよ。一回だけ」

「えーーー!?」

である。勿論全員がそう口にした。
さらっとそんなことを言ってしまえる彼の人格を疑ったが、
それよりも聞きたいことは山のようにある。
いや、とにかく、何故、びしょ濡れなのかということだ。

「で、何でびしょ濡れなの?」

山中が気持ちを代弁してくれる

「っていうか、いつヤッたの?」

瀧川が質問を重ねたが、重要なのは山中の質問だ。
菊本はしばらく正面を見据えて考え、

「いや、知らない」

何故!?何故に身体の関係まで持ったお前がそれを知らないの!?
僕はいつの間にかデスクから身を乗り出し、
三人の中に頭を突っ込んでいた。

「何で知らねーの?聞かなかったの?何で聞かないの?」

パニクッた瀧川が早口で責め立てたが、菊本は至って冷静である。

「いや、聞けないだろ、普通。本人からも何も言い出さないしさ」

「え?あの水が何なのかも知らずにお前は彼女とあーなったりこーなったり
あんなところをこんなふーにしたりしてそれで仕舞いには……」

「瀧川君、たーきーがーわーくん!ちょっと落ち着けよ」

山中が瀧川をなだめ、話を原点に戻す

「で、あれ、水?」

「あー、水じゃないと思うね」

菊本は思い出すように斜め上を見つめながら答えた。
それから上唇をペロっと舐めて

「あれ、ちょっとだけぬるぬるしてたしなぁ。……忘れたかも」

「ぬるぬる!?」

僕を含む三人が口を揃えた。
そして山中が何かを思いだしたかのように顔を上げる。

「ちょっと待って、あそこの水たまりを調べたらいいんじゃない?」

あ、そうか。
全員がファックス機の前に顔を向ける。
彼女が座り込んでいた場所の水たまりは、オフィスの蛍光灯の光を受けてキラキラと輝いていた。
瀧川が素早く水たまりの横に飛んで行き、
しゃがんでソレを凝視する。
山中もそこにしゃがみ込み、小指でソレを掬って何の躊躇いもなくぺろりと舐めた。
山中の表情に視線が集まる。

「……どう?」

瀧川が恐る恐る聞くと、山中は眉間に皺を寄せて少し考えてから

「何か……食べたことある……かも……?」

「何ソレ!?」

と言いながら瀧川もその水を舐める
みんなそれが床にあるものだということを忘れているのか、
さもなくばどうでもよくなっているのか。

「あ、……コレ……」

「でしょ?食べたことあるっしょ?」

二人が悩む。僕はその得体の知れない水に手を出す勇気が無くて
ただ見守るしかなかった。
菊本はただ黙ってその様子を見ているだけだ
しばらく悩み、うつむいていた瀧川がしかめっ面のままゆっくりと顔を上げた。

「コレ……いや、何となく、何となくだけど……いや、いいや」

「良くないよ!言えよ!」

僕は我を忘れて大声を出してしまった。
瀧川はもう一度その水をぺろりと舐めて

「何となく……だけどこれ、ふっ……風俗の味がする」

思わず僕は「は?」と聞き返してしまった。
彼女の全身を濡らしていた水っぽい何かが風俗?
食べたことあるとか味がするとかいう表現が当てはまらない素っ頓狂な答えに僕は落胆した
馬鹿かこいつは。そう思った矢先、山中が声を上げる

「あー!それそれ!これってすげー風俗の味がする!よくわかんないけど。」

「それってローションとの味じゃないの?」

僕は呆れてやる気なく聞いてみたが、どうもそうではないらしい。

「そういえばそんな感じだったかも」

菊本までもがそう言い出した。
こうなると僕も舐めてみるしかない。三対一じゃあ反論のしようがないからだ
小指に少量の「風俗水」を掬い、ゆっくりと口に運ぶ。
ここで躊躇っていてもしょうがないので一気に小指を口に入れて舐めた。

「……ふっ、風俗の味がする……」

思わずそう口に出してしまった。
それほど風俗臭い水だった。ヘルスとか、ピンサロとか、そういった種類の風俗だ。
少しだけ粘りがあり、口に入れると一瞬甘く、後味が生臭い。
すえた匂いを、無理矢理甘い匂いで覆い被せたような味。というか匂い。
相対的に言うと臭い。
まあ他人から吹き出た(?)水分が美味いとは思わなかったが、
何とも言えない微妙なこの味は、風俗としか表現のしようがないものだった。

「何だよ!風俗の味って何だよ!!自分で言っててわけわかんねえよ!」

山中が頭を抱えてわめき散らす。
それを横目に瀧川が真顔で静かに口を開いた

「佐藤さんって風俗で働いてるのかな」

全員の動きがぴたりと止まった。
それはそうかもしれないし、そういう思考の展開になるのは当然だ。
しかしそれだけで彼女を風俗嬢扱いしてしまうのは少し安易な気がするのも確かだ。
でも普段は何気ない普通のOL、しかしアフターファイブになると女は新宿へと向かい、
そこで夜の顔を見せる彼女。
僕らの貧困な発想はそんな彼女を憧れとして意識せざるを得なかった。
いや、それは彼女と付き合いたいとかそういうことじゃなくて、
風俗嬢であることを彼女はばらされたくない筈だ。
それをダシにするわけではないが、そんなこんなの一連があって彼女の悩み相談などを受け持ち、
そういう話の流れになったとしたら……
もしかしたら、何かおいしい話へと雪崩れこまんでもないのではないだろうか。
それにはこの四人が知っていては不都合である。
個人戦だからこそ、「仕方ないわね」的な流れに発展するのであって、
こんな大人数で詰め寄ったら彼女も引いてしまうに違いない。
ここは風俗嬢であることを完全否定しておいて、
あとでその可能性を個人活動で探って行くしかないな……

「違うだろ」

三人の声が揃った。菊本以外の三人だ。
三人同時に風俗嬢である可能性を否定したがっている。
顔を見ると、全員が全員を蹴落としたい表情をしていた。
間違いない。こいつら、僕と同じことを考えていやがる……
ここで抜きんでるには、彼女にそれとなく接近し、いち早く悩みを聞く環境を手に入れなければならない。
そうなるには……

「ぐぉ!」

思わず声を上げてしまった。
よく考えなくとも、その状況に最も近い男が先までここにいたじゃないか!
濡れている彼女を気づかって悩みを聞いてやれる今最も近くの男性……

川村だ。

川村に、僕らは四ゲームくらい先を行かれていたのである。
顔を上げると、山中と瀧川両方の顔に落胆の色が見えた。
ここでやましい気持ちを持った三人が撃沈したのである。
三人の目が合い、瀧川がくすくすと笑い出した。

「つか、あんまし可愛くないしな」

「そうそう。あれで可愛いくても、風俗臭い女はなぁ」

「ちゅうか全身びしょ濡れの女って何?変態?」

と最低な会話で和んでいたのだが、菊本だけが気まずい顔をして黙っていた。
まさかと思い、僕ら三人が振り返るとそこには、

川村が濡れ女と手を繋いで、ドアの前に佇んでいた。
沈黙。である

濡れ女が「わぁっ」と泣いて又、会社から出ていった。
川村も焦ってまた女を追いかけようと踵を返す。

「川村ぁ!!」

菊本が大声で川村を呼び止めた。
川村は恐る恐る振り返り、目に涙を溜めている。
菊本は真剣な表情で川村に向かって頷き

「濡れてるし、ええんちゃうか」

とだけ言った。
川村はぐっちょりと濡れた左手を凝視したまま固まった



誰も何も言わず、二分が過ぎようとしていたその時、
川村の表情から、明らかに情熱が消え失せ、
そして顔を上げて言った。

「濡れてるし、えっか」
[PR]
# by gennons | 2005-01-17 09:26 | 妄想

エロ袋

最近記事を書こうと思っても途中で投げ出してます。
書く暇があったらゲームしてるからです。
僕にゲームを与えないでください。

なんだか悲しくなるくらい下品でシモネタの更新なので気が引けるのですが
書いちゃったから……ねぇ。
先に言っておきます。ごめんなさい。

新春!男女対抗TBボケ駅伝開幕!参戦記事
不倒城さんの「狩人の生き様 〜外伝 新たなる挑戦者〜」
にTBです


--------------------------------------------------------------------


絵柄からしていやらしさ満開の福袋から出てきたモノは、どれも最高の品だった。
高級ブルマー、スライム、下着、ナマ写真、伝説のエロビデオ、助平椅子、小西マナミの手等々……
薄給の僕にはとうてい手の届かない品々ばかりが続々とでてくるので僕は
袋に魔法がかかっているんじゃないかと思ってはしゃぎまわり、
正月三が日では使いこなせないなあなんて考えていたら一つだけ、
気になるモノが入っていた。
哺乳瓶くらいの大きさで半透明の筒。
マスタードソースを入れる容器のような形状をしているので最初
僕はローションだとばかり思っていたのだがうっすらと見えるその中身を見てそうではないことを悟る。
白く濁った容器の中で、黄色い何かがうごめいているのである。
気味が悪いのでとりあえず仕舞っておこうなんて思い
押入の中に放り込んでおいたことを今まですっかり忘れ去っていた

少し埃をかぶった容器の中ではまだ、黄色い何かがうようよと複数動いているらしい
高級グッズにも少し飽き始めていた一月の末日、僕は恐る恐るその蓋を開けた
容器から中の何かが飛び出てこないよう慎重に隙間をつくり、
中を覗くとどろどろした液体の中で、数匹の虫がごにょごにょと身をよじらせている。
あまりに小さい虫だったのでイマイチその種類は分からなかったのだが
ナメクジとも芋虫とも言えない形状をしている。
ごにょごにょとしたいやらしい動きから、高級エログッズの一員であることは間違いないと思った。
もしかしたらこの虫は、僕の常識を遙かに凌駕する自慰グッズなのかもしれない。
となると問題はその使い方だ。
食べる、塗る、匂う、擦る、舐める、入れる……
様々な選択肢に僕は迷ったが、これを口に入れるのには抵抗を感じる。
数日筒の中で生きていることを考えると、恐らくこの虫の動きにヒントがあるらしかった。
もしこの虫たちが僕の股間でうごめいたなら……
想像すると鳥肌が立った。
気持ちの悪さと期待とで、僕の股間はもうはちきれんばかりである。
僕は難しいトリックを解く刑事のように人差し指を眉間にかざし、
“塗る”だ。と決め台詞を吐いた
思い立ったら吉日、その場で容器を逆さにして、中の虫と液体を愚息に垂れ流す。
虫達は液体の流れに乗ってゆっくりと容器からこぼれ落ちてきて
僕のものを包み込んだ。
ヒンヤリした感触とドロドロした液体の重みが心地よく、僕は
目を閉じて股間に意識を集中させる。
少し甘い香りがしてから僕は身を仰け反らせた。
蜂蜜のような液の中で虫がクネクネと身をよじり、それが僕のそこを刺激する。
刺激は一カ所に留まることを知らず、各所に運ばれた虫たちは一匹たりとも怠けることがなかった。
僕はその快感にのたうちまわり、口の端からつらつらと涎を垂れ流しながら亀頭の先を見てみると
虫が尿道に侵入していくではないか。
そのむずがゆさといったら初めて自慰を覚えて射精したときのようなやるせなさで
僕は五分と持たぬうちに奇声を発しながら仰向けに倒れ込んで果てたのである。

あまりの快感に、ティッシュでキャッチする事も忘れてしまったため、
部屋の床は精液まみれになってしまった。

こんなもの、毎日使ったら気が狂ってしまう。
恐ろしいやら嬉しいやらで気が気ではない。
人類はなんてモノを開発してしまったのだ。
三分の二ほど残っている液体を見ながら僕は含み笑っていたのだがその時、
容器の底にシールが貼ってあることに気が付いた。
シールには、中位の文字で「エクスタシーローション」と書いてあり、
その下に小さな字で説明書きがしてあった。


○これはローションです。子供の手の届かない所に保存してください。
○冷暗所に保存し、直射日光は避けてください。品質が落ちる場合があります
○このローションは天然成分で製造しておりますので、口に入っても安全です。
○天然成分でできておりますのでお早めに御使用ください
○長期間放置しますとローションにウジがわくことがありますので、
その場合は使用せず、下記までご連……







■□■□■□■□■【新春!男女対抗TBボケ駅伝!】■□■□■□■□
【ルール】
 お題(共通お題)の記事にトラバしてボケて下さい。
 今回は駅伝なので男女対抗の団体戦です。
 たすきとして、前走者のネタの中から単語を1つチョイスして
 自分のネタに組み込んで下さい。
 そして、記事の最後にチョイスした単語を発表してください。

 開催は1/1共通お題発表、往路1/1〜4、復路1/5〜8の1週間です。
 往路復路で1人1TBずつ参加可能です。(同一路に1人2TBは不可)
 お題記事と前走者の記事の2つにTBしてください。
 お題記事は男女別なので注意して下さい。
 男性チームTB記事 http://earll73.exblog.jp/1498480
 女性チームTB記事 http://earll73.exblog.jp/1498483

 より多くのTBがついたチームが優勝です。
 優勝チームの中からMVPを発表します。
 MVPには「TBボケ2ndステージ第1回のお題出題権」が贈られます。

 参加条件は特にないのでどんどんトラバをしてボケまくって下さい。
 お祭りなので初参加歓迎です。

 ※誰でも参加出来るようにテンプレを記事の最後にコピペお願いします

 企画元 TBボケ駅伝実行委員会
     毎日が送りバント http://earll73.exblog.jp/
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

キーワードは「ぬめぬめした感触」でした
トータルで見て、ベタだなあ。
[PR]
# by gennons | 2005-01-06 05:59 | 妄想